旅の目的に合った自転車選びとは……

自転車旅には日帰りから、長期のロングツーリングまでいろいろあるので、
どんな旅をするかで装備がかわってきます。

まずは旅に必要な装備をきめましょう

どんな旅がしたいのかきまったら、まずは旅に必要な装備をあげてみましょう。
装備類はバッグに詰め込んでキャリアにのせて走ります。

日帰りだったらフロントバッグ、宿利用の1泊2日だったら、それにサドルバッグを、1泊でもテント泊の場合は、さらにキャンピーフロントキャリアの左右にサイドバッグをプラスする。
長期の旅では、リアにもサイドバッグを装備する、、というように……
ザックなど体に身につけるものは、基本的には背負いません。重心がくるったり、体力が消耗するので。
とくに夏場などは背中が蒸れてしまいます。

必要な装備を積んでも、走行安定性のある自転車

装備が決まったら、いよいよ自転車選びです。
選ぶ自転車は、旅に必要な荷物を乗せるためのキャリアが標準で装備されているか、または後づけで取りつけができるか。
後づけが可能でも、しっかりと装着でき、重い荷物を積んだ場合でも、走行安定性のある車種になります。
また、キャンプツーリングなど、前後にバッグをフル装備して重い荷物を積む場合は、軽いギア比がほしいですね。
フロントに3枚のギアがあれば、上り坂にも対応できます。

泥除けは必需品、輪行ができれば心強い!!

とくに装備では泥除けは必需品なので、自転車選びの条件に入れておきましょう。
それと、輪行が可能であれば、それにこしたことはありません。
距離をかせぎたいときや、なにかのトラブルで走れなくなったときなどに、電車やバスの利用ができますから。

ロードバイクやママチャリでも旅ができますが、必要な荷物を積んで快適な旅ができるかどうか?
ロードバイクは日帰り程度の軽い荷物ならいけますが、荷物が増えるほど不利に、構造的にたくさんの荷物は積めません。
積めたとしても走行が不安定にります。
ママチャリで日本縦断も可能でしょうけど、長距離はたいへんですよね。

以上、ざっと書きましたが、まとめますと、
①. 目的地とルートを決める
②. 持っていく装備を決める
③. 装備を積み込むバッグやキャリアなどのパーツを決める
④. 自転車を決める

季節や目的地によっても装備が変わってきます。
無理のない計画を立てて、旅を実現しましょう!!


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鈴木 正夫

サイクルセンターニシヤマ代表有限会社木曽サイクルセンター
東京都町田市の町田木曽団地名店街にある『サイクルセンターニシヤマ』の店主鈴木正夫です。ツーリング車をメインに多種取り扱っています。趣味はアウトドア・写真・ギター、夢はオランダ周遊自転車旅です。