アラヤのスポルティーフを自分好みに組み上げる(その2/8)
きょうのブログは、【アラヤのスポルティーフを自分好みに組み上げる(その2)】のフロントキャリアとフェンダーの組み付けです。
フェンダーの取り付けに革ワッシャーを使う
フェンダーはリアから組み付けますが、ここで下準備で作った革ワッシャーを使います。
理由は緩み止めと異音防止のためです。
それに見た目も、クラシカルな趣になります。
小さなものですが、スポルティーフやランドナーには欠かせないパーツです。
泥除け本体には、厚さ3ミリの革ワッシャー、ステーのダルマネジには1ミリを使用。
同色にしたかったのですが・・・。
これでリアフェンダーの組み付けができました。
フロントキャリアを取り付ける
エクセラスポルティーフには、日東製のフロントキャリアが付属しています。
このキャリアを水平に組み付け、そこに固定するためフェンダーに穴をあける必要がありますが、この作業がいちばん手間がかかる、と言っても過言ではありません。
まずはブレーキとフォークの間にキャリアステーを挿入し、フォークブレードに固定するネジと、ブレーキ本体のボルトを順に締め付けます。
前後の車輪を装着して、キャリアがほぼ水平になっているかを確認します。
水平近くにならない場合は、フォーククラウンとキャリアステーの間に、厚さの違うスペーサーを挿入して、角度調整を行います。
何度か着脱をくり返して、ほぼ水平になればキャリアの組み付けが完了です。
フロントフェンダーに穴をあける
つぎはキャリアに固定させるために、フロントフェンダーに穴をあける作業です。
キャリアとフェンダーの間に、厚さ3ミリの仮のスペーサーを挟んで、ペンで印をつけます。
スペーサーの位置は、目安で左右の中央です。
フェンダーをはずして、メジャーで中央を正確に測り、穴をあける箇所を設定。
穴開けパンチで穴をあけます。
穴をあけたら、いよいよ仕上げです。
フェンダーをキャリアに組み付けますが、まずは間に3ミリの革ワッシャーを挟み、フェンダー下とフォーククラウンの下から、それぞれのネジ穴に絞め付けます。
最後にフェンダーステーをダルマネジに差し込んで固定すれば、フロントフェンダーの組み付けが完了です。
以上がフロントキャリアとフェンダーの組み付けの手順です。
上述のようにキャリアの組み付けは、天板がほぼ水平になっているかどうか、が肝心なポイントです。
組み付け角度によっては、自転車の全体的なイメージが損なうので、ここは慎重に行います。
次回はハンドルとサドルの組み付けです。
興味のある方は、引きつづき読んでみてください。
前回の記事はこちらです。【アラヤのスポルティーフを自分好みに組み上げる(その1)】
鈴木 正夫
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