アラヤのスポルティーフを自分好みに組み上げる(その3/8)
きょうのブログは、【アラヤのスポルティーフを自分好みに組み上げる(その3)】、ハンドルの組み付け編です。
ブレーキレバーやバーテープなど、ハンドル周りの組み付けが、完了した状態でのご紹介になります。
ハンドルバーの組み付け
ハンドルバーをステムに通し、中央で仮止めします。
サビ付きによる固着を防ぐために、ステムに薄くグリスを塗ってからヘッドに挿入。
ステムに表示されている限界標識のMAXラインが、見えない位置(赤ライン)まで入れて固定しておきます。
ステムの高さは、サドルの高さが決まってから最終的に調整します。

MAXライン以上挿入する
つづいてハンドルバーの角度設定です。
ハンドルバーの角度は、下部が地面に対して水平から10度の間で設定します。
加速性を重視する場合は、前傾姿勢を深くとる必要があるので、ハンドルバーの下部を水平に設定。
前傾姿勢を深くとることで、上半身の力が使えるようになり、体重をかけてペダルを踏むことができます。

スポーツ走行の場合はハンドル下部を水平に設定
今回の設定はツーリング仕様なので、コンフォートなポジションがとれるように、アップ気味にします。
横から見たときに、ハンドルバーの上部(黄色い円の部分)が、ステムの延長線上(地面に対してほぼ水平)になるように角度設定。
この時のハンドルバー下部の角度は、10度ほど起きた状態です。

ハンドルバー上部をステムの延長線上に設定

ハンドルバー下部の角度は10度
ハンドルバーをこのようにアップ気味にすることで、ブラケットを握ったときに上半身が起きて、リラックスした姿勢をとることができます。
ブレーキレバーの組み付け
下の写真のように、ハンドルバー下部の延長線上(赤ライン)に、ブレーキレバーの端が位置するように組み付けています。

ブレーキレーバー取り付けの基準ライン
左右のブレーキレバーを同様に組み付ければ、ハンドルバーの左右対称の位置に合わせることができます。
このブレーキレバーの位置は、ブラケットからの引きやすさを優先していますが、下ハン(ドロップ部)からでも、しっかりとブレーキレバーを引くことができます。
以上でハンドル周りの組み付けが完了しました。
次回はサドルのセッティングです。
興味のある方はのぞいてみてください。
前回のブログはこちらです。【アラヤのスポルティーフを自分好みに組み上げる(その2)】
鈴木 正夫
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