タイヤには取りつける方向がある

「自転車のタイヤには方向指定があることをご存知ですか?」
ご自分でタイヤ交換ができる方でも、左右逆につけている方が結構いらっしゃいます。

そこで今日は、タイヤ交換する場合の取りつける方向についてご紹介します。

タイヤに表示されている矢印で方向がわかる

ファミリー車など一般車のタイヤでは、表示されていないものが多いですが、スポーツ車のタイヤのほとんどには方向指示があります。

確認する方法はタイヤのサイドの⇒矢印です。
タイヤを装着する場合、その矢印の方向に進行するように取りつけます。

 

 

ロゴマークやパターンも確認

タイヤによっては、矢印が表示されていないものもありますが、その場合はタイヤのロゴマークや、パターンで確認しましょう。
ロゴマーク入りのタイヤは、マークが自転車の右側(進行方向の右)にくるように装着します。
自転車に乗って見た場合の右側です。

ロゴマーク

またタイヤのパターンで見ると、「V型模様」ならば、進行方向に対して「逆V型模様」になるように取りつけます。
中には左右にロゴマークがある場合がありますが、この場合も矢印やパターンを確認しましょう。

V字型のパターンを見る

V字がはっきりわかるパターン

矢印、ロゴマーク、パターンで確認のできないものは、方向指定のないタイヤです。

ロゴマークをリムのバルブ穴に合わせる

タイヤの方向には関係ありませんが、
ロゴマーク入りのタイヤを装着する場合、マークをリムのバルブ穴位置に合わせましょう。

ロゴマークをリムのバルブ穴位置に合わせる

バルブに合わせると、見た目がきちっとしてて感じがいいですよね。
メーカーのカタログに載っている自転車の写真を見ると、ロゴマークがきちっとバルグの位置にきています。

またこうしておくことで、何か物が刺さったパンクの場合、原因が見つけやすくなります。
修理したチューブのバルブ部分を、タイヤのロゴマークに合わせれば、タイヤに刺さった箇所がわかりやすいからです。

まとめますと、タイヤを装着する場合、進行方向を示す矢印を確認。
矢印のない場合は、タイヤのロゴマークやパターンを確認する。
以上の点を心がけて、タイヤの交換にトライしてみましょう!


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鈴木 正夫

サイクルセンターニシヤマ代表有限会社木曽サイクルセンター
東京都町田市の町田木曽団地名店街にある『サイクルセンターニシヤマ』の店主鈴木正夫です。ツーリング車をメインに多種取り扱っています。趣味はアウトドア・写真・ギター、夢はオランダ周遊自転車旅です。