タイヤには取りつける方向がある
「自転車のタイヤには方向指定があることをご存知ですか?」
ご自分でタイヤ交換ができる方でも、左右逆につけている方が結構いらっしゃいます。
そこで今日は、タイヤ交換する場合の取りつける方向についてご紹介します。
タイヤに表示されている矢印で方向がわかる
ファミリー車など一般車のタイヤでは、表示されていないものが多いですが、スポーツ車のタイヤのほとんどには方向指示があります。
確認する方法はタイヤのサイドの⇒矢印です。
タイヤを装着する場合、その矢印の方向に進行するように取りつけます。
スポーツ車用タイヤには、取りつける向き(方向指定)があります。
タイヤの⬅️矢印表示を確認しましょう。
矢印のないタイヤはロゴマークを右側に、Vパターンの場合は進行方向に対して、逆V型に。#自転車タイヤのローテーション#自転車タイヤのパターン#自転車のメンテナンス pic.twitter.com/ZbtxYSsgoV— 旅自転車愛好家 鈴木正夫 (@cc_nishiyama) November 5, 2021
ロゴマークやパターンも確認
タイヤによっては、矢印が表示されていないものもありますが、その場合はタイヤのロゴマークや、パターンで確認しましょう。
ロゴマーク入りのタイヤは、マークが自転車の右側(進行方向の右)にくるように装着します。
自転車に乗って見た場合の右側です。
またタイヤのパターンで見ると、「V型模様」ならば、進行方向に対して「逆V型模様」になるように取りつけます。
中には左右にロゴマークがある場合がありますが、この場合も矢印やパターンを確認しましょう。
矢印、ロゴマーク、パターンで確認のできないものは、方向指定のないタイヤです。
ロゴマークをリムのバルブ穴に合わせる
タイヤの方向には関係ありませんが、
ロゴマーク入りのタイヤを装着する場合、マークをリムのバルブ穴位置に合わせましょう。
バルブに合わせると、見た目がきちっとしてて感じがいいですよね。
メーカーのカタログに載っている自転車の写真を見ると、ロゴマークがきちっとバルグの位置にきています。
またこうしておくことで、何か物が刺さったパンクの場合、原因が見つけやすくなります。
修理したチューブのバルブ部分を、タイヤのロゴマークに合わせれば、タイヤに刺さった箇所がわかりやすいからです。
まとめますと、タイヤを装着する場合、進行方向を示す矢印を確認。
矢印のない場合は、タイヤのロゴマークやパターンを確認する。
以上の点を心がけて、タイヤの交換にトライしてみましょう!
鈴木 正夫
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