アラヤのニュー『ディアゴナール』はこんな自転車です
アラヤニューモデルのディアゴナールがやっと入荷してきました。
昨年9月の展示会では、今年の4月から5月の予定でしたので4カ月待ち、発表からは1年の待ちに待った入荷です。
ディアゴナールは700X28Cの細めのタイヤを装着した、高速ツーリングに適したモデルです。
フレームの作りも、ツーリング車とロードバイクの中間的な存在といえます。
ですから、キャンプツーリングなど前後キャリアを装着した重装備のツーリングには向きません。
日帰りから1、2泊程度の旅に最適です。
では前モデルとの違いをご紹介します。
前モデルと大きく変わったのはSTI化(シマノ・トータル・インテグレーション)
WレバーからCLARISデュアルコントロールレバーに変わりました。
いままでのWレバーだと、シフトチェンジするときに、片手でハンドル操作をしていたのですが、ブラケットをにぎったままできるわけです。
これで安全性と操作性が向上しました。
ドロップハンドルの初心者の方が、さらにWレバーとなると抵抗を感じ敬遠してた人もいると思いますが、これなら安心ですね。
ブレーキがキャリパーからカンティレバーに変更
もう一つの大きな違いは、ブレーキがキャリパーからカンティレバーに変更です。
これで輪行がしやすくなりました。
フェンダーをはずす場合、手間がかかりませんから。
また林道などを走行するときに、枯葉や泥づまりがしにくくなりました。
さらにカンティになって取り付けるフロントキャリアが、純正以外にも可能になりました。(以前は純正でも、キャリパーだったので取り付けるのに、フェンダーを加工するなど、大変でした)
フェンダーの形状が変更
カンティブレーキ採用により、フェンダーがプレーンタイプに変わり、見た目がすっきりしました。
前モデルでは分割式で、ブレーキ付近は板状の金具でつなげていたのですが、これで接続部の破損もなくなりました。
わざわざ分割式でなくても、ヘキサゴンレンチと10ミリのスパナで着脱は容易にできますから、この変更はいいですね。
ユニクラウンからクラウン付きフォークに
ほかにはフォークがユニクラウンからクラウンに変わっています。
フォーククラウン派の人には朗報ですね。
フレームの高級感が、それだけで漂ってきます。
今回のモデルから、新たにフレームサイズ460ミリが加わり、身長160センチ前後の方も選択の対象となりました。
カラーではルートビアブラウンは廃盤になり、ライトベージュとダークグレイの2色展開です。
価格はSTI化により前モデルとくらべ、12,000ほど上がりましたが、この仕様で8万円台が買えるんですから、けっして高くはないですね。
アラヤ ディアゴナール DIA
フレームサイズ:460mm/500mm/540mm
カラー:ライトベージュ/ダークグレイ
価格:85,000円(税抜)
仕様など詳細は当店のホームページをご覧ください。
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鈴木 正夫
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