アラヤのニュー『ディアゴナール』はこんな自転車です

アラヤニューモデルのディアゴナールがやっと入荷してきました。

昨年9月の展示会では、今年の4月から5月の予定でしたので4カ月待ち、発表からは1年の待ちに待った入荷です。

アラヤ ディアゴナール フレームサイズ 500ミリ(ライトベージュ)

アラヤ ディアゴナール フレームサイズ 540ミリ(ダークグレイ)

ディアゴナールは700X28Cの細めのタイヤを装着した、高速ツーリングに適したモデルです。
フレームの作りも、ツーリング車とロードバイクの中間的な存在といえます。
ですから、キャンプツーリングなど前後キャリアを装着した重装備のツーリングには向きません。
日帰りから1、2泊程度の旅に最適です。

では前モデルとの違いをご紹介します。

前モデルと大きく変わったのはSTI化(シマノ・トータル・インテグレーション)

WレバーからCLARISデュアルコントロールレバーに変わりました。

シマノ CLARIS ST-R2000 デュアルコントロールレバー

いままでのWレバーだと、シフトチェンジするときに、片手でハンドル操作をしていたのですが、ブラケットをにぎったままできるわけです。
これで安全性と操作性が向上しました。
ドロップハンドルの初心者の方が、さらにWレバーとなると抵抗を感じ敬遠してた人もいると思いますが、これなら安心ですね。

ブレーキがキャリパーからカンティレバーに変更

もう一つの大きな違いは、ブレーキがキャリパーからカンティレバーに変更です。

シマノ BR-CX50 カンティレバーブレーキ

これで輪行がしやすくなりました。
フェンダーをはずす場合、手間がかかりませんから。
また林道などを走行するときに、枯葉や泥づまりがしにくくなりました。

さらにカンティになって取り付けるフロントキャリアが、純正以外にも可能になりました。(以前は純正でも、キャリパーだったので取り付けるのに、フェンダーを加工するなど、大変でした)

フェンダーの形状が変更

カンティブレーキ採用により、フェンダーがプレーンタイプに変わり、見た目がすっきりしました。
前モデルでは分割式で、ブレーキ付近は板状の金具でつなげていたのですが、これで接続部の破損もなくなりました。
わざわざ分割式でなくても、ヘキサゴンレンチと10ミリのスパナで着脱は容易にできますから、この変更はいいですね。

ユニクラウンからクラウン付きフォークに

ほかにはフォークがユニクラウンからクラウンに変わっています。

クラウン付きフォーク

フォーククラウン派の人には朗報ですね。
フレームの高級感が、それだけで漂ってきます。

 

今回のモデルから、新たにフレームサイズ460ミリが加わり、身長160センチ前後の方も選択の対象となりました。
カラーではルートビアブラウンは廃盤になり、ライトベージュとダークグレイの2色展開です。
価格はSTI化により前モデルとくらべ、12,000ほど上がりましたが、この仕様で8万円台が買えるんですから、けっして高くはないですね。

アラヤ ディアゴナール500ミリ(ライトベージュ)と540ミリ(ダークグレイ)

 

アラヤ ディアゴナール DIA

フレームサイズ:460mm/500mm/540mm
カラー:ライトベージュ/ダークグレイ
価格:85,000円(税抜)
仕様など詳細は当店のホームページをご覧ください。
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鈴木 正夫

サイクルセンターニシヤマ代表有限会社木曽サイクルセンター
東京都町田市の町田木曽団地名店街にある『サイクルセンターニシヤマ』の店主鈴木正夫です。ツーリング車をメインに多種取り扱っています。趣味はアウトドア・写真・ギター、夢はオランダ周遊自転車旅です。